日本や世界の各地から集めた手しごとを中心とした生活雑貨のお店です。

民藝=民衆的工芸
民藝は、1920年代半ばに柳宗悦が生み出した言葉です。

無名の職人が作った実用的な工芸品に、美術品に負けないほどの美しさがある、と柳は主張しました。

民芸には、用途を離れた鑑賞のための工芸品や美術品にはない健康な美があります。

岡山の倉敷民藝館初代館長外村吉之助は『少年民藝館』という本の前書きでこう触れています。



人間は誰でも毎日親しくしている友だちの影響をうけて、知らず知らずのうちに良くも悪くも変わるものです。それで昔から「朱に交われば赤くなる」といって、良い友だちを選べ、という格言が世界中にありますが、同じように、毎日いっしょにいるもの言わぬ友だちも、人に強く影響を与えますから、私どもは用心せねばなりません。

もの言わぬ友だちというのは、毎日私たちと一緒にいる道具類のことです。
人間は誰でもみな丸裸で生まれて来ますけれども、必ず多くの道具を使い、それにたより守られて、長い一生を暮らします。
その道具が良いか悪いか、美しいか汚いかで人間の心がけが変わるのです。
たとえば、運動服を着けると勇む心が起こり、寝間着を着るとゆるんだ心になります。
見せかけの、形も色も悪い道具類を使っていると、心まで粗末な人になってしまいます。
ですから、形も色も良く、たよりになる健康な美しい道具を選びたいものです。



みんげいおくむらは、今の時代、今の生活に合った「みんげい」を探し、提案していくお店です。

※民藝についてより詳しく知りたい方はこちらから。





店長(兼バイヤー):奥村 忍
(写真は屋久島。ガジュマルに囲まれてマイナスイオンを浴びています。)
旅が好きで、そこで出会う人やものが好き。
日本の良いものが世界にもっと広まれば嬉しいし、世界の良いものがもっと日本に入ってきたら嬉しいです。

前職は、和雑貨を中心とした雑貨のバイヤー。
国内の色んな産地でものづくりやそれがお客様に届くサポートをしてきました。

民芸との出会いはいつだったか覚えていませんが、けっこう古かったと思います。
上に書いたような民芸の考え方にシビれました。
民芸に関する本などは当店でもご紹介しております。)
民芸の良いところは(自分の好きな)旅と日常生活がつながるところ。
自分が足で探してきたものが、誰かの日常生活の役に立つ。
そんな瞬間がたまりません。



プロフィール
7月9日生まれ(蟹座)B型
千葉県生まれ。千葉県在住。
趣味は旅。それから読書。音楽。お酒。写真。色々です。
好きな場所(国内):屋久島 世界中探してもあんな場所は無いんじゃないかと思います。
好きな場所(海外):サナア(イエメン) 人生観が変わりました。アラビアンナイトの世界。