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高麗青磁



 字のごとく、朝鮮半島の高麗時代に作られた青磁のことです。
高麗時代は、918年から1391年までと、400年以上続く長い時代です。


作られるものは、祭礼用・儀礼用のものから、日常的なものまで様々です。
中国の青磁とも違う、朝鮮の青磁は「翡色青磁(ひしょくせいじ)」とも称され、
その色の美しさは優美そのもの。



とりわけ象徴的な象嵌の青磁はその中でも比較的高級なものとされていました。
雲と鶴、柳、魚、菊・日本の私たちも美しいと思うものが、時に大胆に、
時に繊細に描かれます。


卓越した繊細さも見ものですが、当店ではどちらかというとのんびりした、
緊張感のないものをセレクトしています。


高麗青磁は14世紀に衰退していき、次第に粉青沙器に変わります。
またこの頃の焼き物の美しさに魅了され、そういったものを目指す、
近現代の作家も多くいる、そんな高麗青磁です。







高麗青磁 商品一覧