ゲストさま、みんげい おくむらへようこそ!

みんげい おくむら トップページ > 民藝に関する読み物 > アジアの民藝を巡る旅 > 2013年 ベトナム ハザン省 少数民族を巡る旅


ベトナムハザン省

2013年 ベトナム ハザン省 少数民族を巡る旅



ベトナムはここ4年毎年訪れていますが、2011,2012年にラオカイ省を中心に見てきたモン族の手仕事。
その幅を広げるべく、2013年はラオカイ省の東、ハザン省(ハジャン省)を旅してきました。


モン族だけではなく、いくつかの少数民族を巡る旅となりましたが、
雄大で過酷な自然を相手に生活をするモン族の姿を見る、とても良い旅となりました。


ベトナムには公式に54の少数民族が暮らしていると言われ、
モン族(Hmong)のようにその中でも青モン族、黒モン族、花モン族、etc...
更に細かく分類される少数民族があり、各民族、なかなかその実態を把握するのが難しいものです。


そんな中でモン族は、山岳地帯の暮らしを好み、町や都会になかなか近寄らず、
(政府はその事に手を焼いていると言いますが)
そのため昔からの暮らしが濃く残っている少数民族だとも言えます。

2013年の世界でこれほど力強くくらしている民を、誇らしくも思えます。


ベトナムハザン省



ハザン省への道のり



ハザン省を含め、ベトナムの北部の少数民族が多い地域へは首都ハノイから、
電車(ラオカイ方面)やバス(深夜バスや長距離バスが多数)、車(チャーター)で
行く事ができます。


■ハザン省 地図


大きな地図で見る


今回は車をチャーターし、国道二号線をひたすら北上。
途中、かなりの悪路に悩まされながら、半日のドライブでハザン省に入りました。


ハノイを出て数時間はまだ郊外の田舎、という感じの風景ですが、


ベトナムハザン省


4、5時間経った頃窓の外に民族衣装着たり、少数民族独特の髪型の女性達が見え始めました。


ベトナムハザン省


景色も緑が濃く、さほど高地という感じは無いけれど、
ハザン省の名物である茶畑が道路沿いに広がり、穏やかな景色になっていきます。

日傘をさす少年、危うい追い越し、過積載、、、
日本人の僕にとっては色んな非日常を垣間見ながらぐんぐんと進んでいきます。


ベトナムハザン省
ベトナムハザン省
ベトナムハザン省


いよいよ始まる秋のベトナム田舎旅に心が弾みます。


ベトナムハザン省




アジア民藝を巡る旅 一覧へ ハザン省 少数民族旅 その2へ>>