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> 我愛的中国2024
我愛的中国 2024
中国買付が本格的に再開した今年、
10月までに、
福建省・広東省・貴州省・雲南省・遼寧省を旅しました。
今年の中国旅をちょっと回想しながら。
(まだ数回あるのだけれど)
(華寧の焼物。柔らかい質感が魅力の古い窯場。いつかこの手の大物も手にしたい。)
10月はたぶん日本でかつてこれだけの量の雲南省華寧(カネイ、中国語ではhuaning)の焼き物を販売した店はないんじゃないか、
という規模で販売を開始します。
雲南省華寧の陶器
(産地の窯元の店で。古いものと今のものとが混在している。大物から小物までいろいろ作っている産地。)
中国にもこんな美しい民窯の焼き物があるのか、
と知ってもらえれば嬉しいです。
中国の日常食器のメインは碗だ。
だから皿よりも圧倒的に碗が多い。
現地の食事では、
これ一つでご飯も、おかずも、スープも受け止める。
華寧のお碗、一つ食器棚に加えてもらえたら嬉しいです。
(福建省泉州の町のマンゴーの街路樹。6月の福建は暑かった。)
中国の陶磁器
は一気に充実しましたね。
今年福建省の徳化(とっか)を二度訪れたので、
その辺含め、福建や広東の面白いものが入っています。
派手な染付が好きな方から、
地味な無地が好きな方も、両方楽しいはずです。
(福建省のあるギャラリーにて。福建や広東の地味な焼物を上手にまとめている。)
今年はまだ買い付けが続くのだけど、
焼物で言えば、
磁州窯系のちょっと地味な白黒のものや、呉須染付も買えたら良いなと思っている。
これは10月の買付にご期待ください。
(遼寧省の田舎で見たいかにも民藝陶器というようなこの大きな甕たち。水甕だろうか。)
布ものはやっぱり貴州省だった。
中国の布
コロナ前よりも品は減り高くなったけど、
まだ諦めたくない。
当店らしく、食まわりやお茶まわり、
あるいはインテリアにちょこっと使えるもの。
まだまだ探したいと思っている。
(貴州省の雷山県のある村で。食堂の従業員まかないから。苗族のおばちゃんたちが歌を歌ってくれた。)
福建省や貴州省では比較的若い竹細工の作り手にも会うことができた。
この時代、皆吹けば飛びそうな存在で、
(もっとお金になる仕事があればすぐにでも仕事を変えてしまいそう)
竹細工も相当危うい状況だとは思っている。
中国の竹細工
(同じく雷山県の茶工場。製茶の道具はまだまだ竹でなければならないものがある。がんばれ竹細工。)
今年の旅は福建や雲南で素晴らしい茶人や茶道具商に出会った。
それが一番の収穫だったでしょうか。
人のご縁は続いていきますからね。
日本や韓国、欧米のヴィンテージや骨董を上手に生活に取り込み、
空間の、あるいは時間の真ん中に中国茶がある。
30代、40代でそこに辿り着き、
穏やかで静かな暮らしを求める彼らは、
およそ一般的な中国の暮らしとはかけ離れて見える。
話してみるとしっかりと美しいものに対する目がある。
彼らをアッと言わせる日本の美しいものを
うちの取扱の作り手から持っていきたいものだ。
以下、写真は雲南の茶人のギャラリーより。
良いですよね。
このままここで暮らしたいぐらいだ。笑
良い手仕事が二つの国を照らし合うような、
そんな架け橋の仕事を進められるよう、ますます私も精進します。
そんな2024年の(まだ最後じゃないけど)中国まとめ。
11月中下旬には拙著「中国手仕事紀行」も増補版として再発売になります。
こちらもまたお知らせします。
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我愛的中国 2024
中国買付が本格的に再開した今年、
10月までに、
福建省・広東省・貴州省・雲南省・遼寧省を旅しました。
今年の中国旅をちょっと回想しながら。
(まだ数回あるのだけれど)
(華寧の焼物。柔らかい質感が魅力の古い窯場。いつかこの手の大物も手にしたい。)
10月はたぶん日本でかつてこれだけの量の雲南省華寧(カネイ、中国語ではhuaning)の焼き物を販売した店はないんじゃないか、
という規模で販売を開始します。
雲南省華寧の陶器
(産地の窯元の店で。古いものと今のものとが混在している。大物から小物までいろいろ作っている産地。)
中国にもこんな美しい民窯の焼き物があるのか、
と知ってもらえれば嬉しいです。
中国の日常食器のメインは碗だ。
だから皿よりも圧倒的に碗が多い。
現地の食事では、
これ一つでご飯も、おかずも、スープも受け止める。
華寧のお碗、一つ食器棚に加えてもらえたら嬉しいです。
(福建省泉州の町のマンゴーの街路樹。6月の福建は暑かった。)
中国の陶磁器は一気に充実しましたね。
今年福建省の徳化(とっか)を二度訪れたので、
その辺含め、福建や広東の面白いものが入っています。
派手な染付が好きな方から、
地味な無地が好きな方も、両方楽しいはずです。
(福建省のあるギャラリーにて。福建や広東の地味な焼物を上手にまとめている。)
今年はまだ買い付けが続くのだけど、
焼物で言えば、
磁州窯系のちょっと地味な白黒のものや、呉須染付も買えたら良いなと思っている。
これは10月の買付にご期待ください。
(遼寧省の田舎で見たいかにも民藝陶器というようなこの大きな甕たち。水甕だろうか。)
布ものはやっぱり貴州省だった。
中国の布
コロナ前よりも品は減り高くなったけど、
まだ諦めたくない。
当店らしく、食まわりやお茶まわり、
あるいはインテリアにちょこっと使えるもの。
まだまだ探したいと思っている。
(貴州省の雷山県のある村で。食堂の従業員まかないから。苗族のおばちゃんたちが歌を歌ってくれた。)
福建省や貴州省では比較的若い竹細工の作り手にも会うことができた。
この時代、皆吹けば飛びそうな存在で、
(もっとお金になる仕事があればすぐにでも仕事を変えてしまいそう)
竹細工も相当危うい状況だとは思っている。
中国の竹細工
(同じく雷山県の茶工場。製茶の道具はまだまだ竹でなければならないものがある。がんばれ竹細工。)
今年の旅は福建や雲南で素晴らしい茶人や茶道具商に出会った。
それが一番の収穫だったでしょうか。
人のご縁は続いていきますからね。
日本や韓国、欧米のヴィンテージや骨董を上手に生活に取り込み、
空間の、あるいは時間の真ん中に中国茶がある。
30代、40代でそこに辿り着き、
穏やかで静かな暮らしを求める彼らは、
およそ一般的な中国の暮らしとはかけ離れて見える。
話してみるとしっかりと美しいものに対する目がある。
彼らをアッと言わせる日本の美しいものを
うちの取扱の作り手から持っていきたいものだ。
以下、写真は雲南の茶人のギャラリーより。
良いですよね。
このままここで暮らしたいぐらいだ。笑
良い手仕事が二つの国を照らし合うような、
そんな架け橋の仕事を進められるよう、ますます私も精進します。
そんな2024年の(まだ最後じゃないけど)中国まとめ。
11月中下旬には拙著「中国手仕事紀行」も増補版として再発売になります。
こちらもまたお知らせします。