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2017年 中国 江西省 景徳鎮を巡る旅
> 2017年 中国 江西省 景徳鎮を巡る旅4
景徳鎮古窯民俗博覧区
景徳鎮のものづくりを歴史から追って一気に理解することができる場所。 それが景徳鎮古窯民俗博覧区だ。
景徳鎮の町の中心からはバスで敷地の入り口あたりまで行くことができる。
バスを降りた目の前に上の写真のような壁があるので、すぐにわかるだろう。
ここは、景徳鎮の焼き物を時代ごとに全て再現している面白い場所。
古くは宋の時代、そして、元・明・清、と時代時代の窯を再現している。
再現しているだけではなく、それらの窯は今も全て窯焚きができる状態にあり、
定期的に窯焚きがされているのである。
とはいえ、そこで焼かれるものは官窯時代の再現のようなもので、
我々が正直欲しいと思えるものはない。
ただ、薪の大窯で磁器が焼かれているのを見られる機会はそうそう無いので、
これは非常に興味深い。
景徳鎮に行ったなら、必ず訪れるべきスポットだと行っても良いと思う。
(ただし、最近の中国の観光地らしく、入場料はなかなかのものだ!)。
以下、施設内の風景です。
(古い陶片を使った壁。窯づめの際焼き物を入れる「さや」を鉢カバーに使っていたり、なかなかあなどれないセンス。)
(本当に様々なタイプの窯の復元があり、面白い。)
(これは焼き物がどう使われていたか、という再現の展示。)
(窯具の展示。窯焚きをする人たちがやけどから身を守るために着用していたもの。刺し子が良い。)
(ちょうど再現の窯で窯焚き後だった窯。あと数時間で開封すると言われたが、待ちきれなかった。。。)
施設はかなり広い。
望めば陶芸体験もできる。
かなり広いので3時間くらいはじっくりと見られる。
再現の窯を焼くために施設内に工房があり、
絵付けやろくろ、様々な作業を見ることもできるのでそういった意味でも面白い。
町には他にもいくつもの博物館があるのだけれど、
焼き物の展示、という意味ではそれほど面白いと思える場所は無かった。
(全部を回れたわけではないです。私見。)
街を歩けば、古い街並みの残るところ(ちょっと観光地化されているけど)、
そうでなくても楽しい普通の路地。
煙突やら、焼き物を運ぶ人たちやら、焼き物の町らしい風景。
どこかのんびりした顔が景徳鎮にはまだあります。
なんども行くか、と言われるとそこは…という感じですが、
保護され、歴史から全て見られるという意味では中国では稀有な産地なので、
中国の焼き物に興味のある方は訪れても良い場所ではないでしょうか。
いつかまた行って、ちょっと古い大物を仕入れてきたいなぁ。
景徳鎮の旅、以上です。
中国で買い付けてきたものなんかはこちらから見られます。
→中国の民藝
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景徳鎮古窯民俗博覧区
景徳鎮のものづくりを歴史から追って一気に理解することができる場所。 それが景徳鎮古窯民俗博覧区だ。
景徳鎮の町の中心からはバスで敷地の入り口あたりまで行くことができる。
バスを降りた目の前に上の写真のような壁があるので、すぐにわかるだろう。
ここは、景徳鎮の焼き物を時代ごとに全て再現している面白い場所。
古くは宋の時代、そして、元・明・清、と時代時代の窯を再現している。
再現しているだけではなく、それらの窯は今も全て窯焚きができる状態にあり、
定期的に窯焚きがされているのである。
とはいえ、そこで焼かれるものは官窯時代の再現のようなもので、
我々が正直欲しいと思えるものはない。
ただ、薪の大窯で磁器が焼かれているのを見られる機会はそうそう無いので、
これは非常に興味深い。
景徳鎮に行ったなら、必ず訪れるべきスポットだと行っても良いと思う。
(ただし、最近の中国の観光地らしく、入場料はなかなかのものだ!)。
以下、施設内の風景です。
(古い陶片を使った壁。窯づめの際焼き物を入れる「さや」を鉢カバーに使っていたり、なかなかあなどれないセンス。)
(本当に様々なタイプの窯の復元があり、面白い。)
(これは焼き物がどう使われていたか、という再現の展示。)
(窯具の展示。窯焚きをする人たちがやけどから身を守るために着用していたもの。刺し子が良い。)
(ちょうど再現の窯で窯焚き後だった窯。あと数時間で開封すると言われたが、待ちきれなかった。。。)
施設はかなり広い。
望めば陶芸体験もできる。
かなり広いので3時間くらいはじっくりと見られる。
再現の窯を焼くために施設内に工房があり、
絵付けやろくろ、様々な作業を見ることもできるのでそういった意味でも面白い。
町には他にもいくつもの博物館があるのだけれど、
焼き物の展示、という意味ではそれほど面白いと思える場所は無かった。
(全部を回れたわけではないです。私見。)
街を歩けば、古い街並みの残るところ(ちょっと観光地化されているけど)、
そうでなくても楽しい普通の路地。
煙突やら、焼き物を運ぶ人たちやら、焼き物の町らしい風景。
どこかのんびりした顔が景徳鎮にはまだあります。
なんども行くか、と言われるとそこは…という感じですが、
保護され、歴史から全て見られるという意味では中国では稀有な産地なので、
中国の焼き物に興味のある方は訪れても良い場所ではないでしょうか。
いつかまた行って、ちょっと古い大物を仕入れてきたいなぁ。
景徳鎮の旅、以上です。
中国で買い付けてきたものなんかはこちらから見られます。
→中国の民藝