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2017年台湾・中国買付け


2017年台湾・中国買付け



うちのお店をよくご利用の方は、私奥村がよく台湾に行ってるのはご存知かもしれません。
中国にもよく行っているのもご存知かもしれません。


2016年、そんな2カ国をいつも旅していながら初訪問したのが、
台湾の金門島と、中国の福建省でした。
(上の写真は金門島の伝統家屋。福建省の建築様式です。)


距離的に近い、とは頭の中では知っているけれど、
福建省厦門(アモイ)からたった40分で台湾の金門島に着くとは。
(ちなみに台北から金門島は飛行機で1時間です。)


2017年台湾・中国買付け
(アモイはこんなに都会です。大都市。しかしそこかしこに下町感があったり、洋風建築があったり、面白い。)



中国と台湾。
歴史や政治の話は置いておき、文化という意味においては、
金門島を訪ねれば、福建から中国の文化がどのように入ってきたのか、
何となくわかってくるのです。
それが、文字情報ではなく、目で見るもの、肌で感じるものとして。


2017年台湾・中国買付け
(肌で感じる文化は「食」。金門島の朝の名物は広東粥。写真はピータン粥ですが。広東粥も旨い、旨い。)



そのことが個人的にはとても感動的で、
台北で見るあれこれが、実際に海を渡り、こうやって伝わってきたのだ、
ともう納得、うなずくことだらけでした。


一方、アモイの人達は今、台湾のものが大好きです。
高品質で良いものが台湾には多い。
面白いものです。



具体的な買付けは?



そんな二カ国ですが、
中国は貴州省、雲南省、福建省で買付けたものが並びます。
福建で買付けたものや、台北で買付けたものには、
中国の南方系の雑器が混じりますが、これは窯の場所がなかなか特定出来ません。
時代においても、明のものと言われるものもあれば、清のものと言われるものもあります。


貴州省や雲南省のものは、現行のもの、やや古いもの、とりどりです。
(貴州省は2013年の旅の様子をこちらにまとめています。少数民族の宝庫。必見です。)


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(貴州省の民族衣装の市場。最近作られた化学染料のなかなか派手な、良くないものが多い。こういうのは紹介したくないのです。)



2017年台湾・中国買付け
(貴州省の荒物問屋街。いつ行ってもテンション上がります。もう、たまらないのです。)




貴州省・雲南省は少数民族のものを中心に買付けていますが、
貴州省雷山の窯元は漢民族を中心に構成された手仕事の産地です。


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貴州省、竹かごは在庫が少ないので仕入れをしたかったのですが、今回は断念。)



台湾は現行の手仕事が相変わらず少ないです。
少し前の、登り窯で焼かれていたのんびりした焼物を今まで数年貯めてきたものの中から少し。


2017年台湾・中国買付け
(こんなのに出会ったら小躍りしちゃいます。珍しい。)



中国の焼物と、台湾の焼物と、どちらも素朴な雑器ですが、
見てみると色々違いがあるもんです。
面白いですね。



2017年は正月にこの2カ国を旅しましたが、
まだまだ探したいもの、見せたいものだらけです。
どうぞ、まだまだお楽しみに。






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