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坂本拓磨



坂本浩二窯 坂本拓磨さんの大物



ここ数年、窯出しがもっとも歓びに満ちた窯元だったと言っても良いでしょうか。
窯出しの品が並ぶ度、
僕らの目に新鮮な驚きや歓びを与えてくれました。


18歳で、高校を卒業してすぐに家業である焼き物の世界に入った、
坂本浩二窯の坂本拓磨さんももう窯に入って10年目を迎えました。


2022年春には、同じ共同窯の黒木史人窯に
史人さんの長男が入ってきましたので、
永遠のルーキーと思われた坂本拓磨さんももう若手とは言えないポジションでしょうか。



坂本拓磨
(2022年春、なぜか愛・地球博の公式キャラのTシャツで。刷毛目の三寸皿を作っているところ。)



2022年は後半、特に拓磨さんの力が溢れたように感じられました。
量と質、明らかにレベルが高いのです。


少し前の窯から生まれた打掛一斗五升甕が、
日本民藝館の民藝館展で"日本民藝協会賞"を受賞しました。
躍動の一年が一つ実を結んだと言っても良いでしょう。



当店では常々大物を仕入れています。
小鹿田で荒物(あらもの)と呼ばれる、壺や甕、睡蓮鉢、火鉢、傘立てなど。

9軒の窯元でも作れる陶工が減っています。


2022年最後の窯焚きでは、
これでもか、と拓磨さんの大物が窯に詰まり、
その大部分が良品として窯出しされました。


当店にはまだまだ坂本浩二、拓磨親子の大物の在庫もありますが、
この2022年末の窯出しから、
改めてこの素晴らしい力をお見せしたく、
このページにてお披露目いたします。


坂本拓磨
(素晴らしい作り。果たしてどちらがろくろをひいたものでしょうか。わかりますか?)



使う、という用途を超えた何かが大物にはあります。
家やお店の守り神のように、
いつか1つ、と思ってもらえたら嬉しいものです。


そのタイミングが今回ならば、ぜひおひとつ。
どれも本当に素晴らしいものです。



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