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魚を食べる12ヶ月


魚を食べる12ヶ月



魚を食べる事に関しては、少しこだわりがあります。
もともと魚が好きなので、出来るだけ美味しく、無駄無く食べたい、と。

そんなことでちょこちょこ魚の料理をするようになって数年。
調子に乗ってinstagramやらに魚の料理の写真を載せていると意外と好評。

ついには「捌き方教えて〜」とか「レシピ教えて!」とか言われる始末。


素人ですから、人のレシピでやっているもので、レシピなんて大層なことはお教えできませんが、
旬の魚と自分がこうして食べているよ、というような魚歳時記なら出来るのではないか、と。
そんな事を思いまして、2015年2月より、毎月1つの魚種に絞って、
そんなものを更新していこうかと思っています。


こんな仕事をしていますから、盛りつけとか、どんな器に盛るか、
はよく考えるのだけど、これがまた楽しい。
季節の魚を、誰の何の器に盛ったらより映えるだろうか、と。


とは言え、料理なんてきちんとやりはじめて数年。
あまり魚料理が得意でない、という方に楽しんで頂けるよう心がけます。



まな板に乗り切らないような魚をさばいてみたい



男の子ってバカですよね。無駄に大きなものへの憧れがある。
魚もそう。
アジやサバがちょこちょこさばけるようになったら、
魚屋に置いてあるあの一匹のタイとかカツオとか、そういうのが捌いてみたくなる。



ワタクシ、ついにやりましたね。先日。
念願だったメヌケ。3kgものを。


メヌケ
メヌケ


こういうのは我が地元、千葉県船橋市の「船橋市地方卸売市場」で買います。
築地のすごく小さい版、みたいな市場。
しかし朝から多くの飲食店など「プロ」が集い、活気があります。


ある程度、一般的な魚に慣れてきたら、こんな応用も簡単に出来るようになります。
応用、というのは捌く魚が、小さいものから大きなものへ、単純なものから複雑なものへ。
というのもあるし、レシピもそう。


これに慣れてしまうと、魚屋さんで切り身を買うのがばかばかしくなる。
なんせ、美味しいアラや骨回りの部分を捨ててしまった状態で買ってくるのだから。

そして、魚を一匹食べ尽くす、ってものすごく満足感があります。
お腹が満たされる、というよりは気持ち。心の問題。

だから上手に捌けなかったり、無駄にしてしまった部分があるとすごく悔しい。



魚を知る 季節を知る



魚を意識して食べ始めると、美味しい時期に美味しい魚が食べたくなります。
つまり、旬、が気になり始めます。
そうすると、合わせる野菜も自然に旬のものが多くなるし、
自分が季節を楽しんでいる感じがある。


もしかすると、魚を食べる事を楽しみ始めて一番の収穫はそれだったかもしれない。


魚


自分で魚を捌いて食べる。
当たり前のようで当たり前ではない人が多いと思います。

そこら辺で当たり前に買える魚からぜひ同じように試してみてもらえれば、と。





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