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中国貴州省

2013年 中国 貴州省 少数民族の手仕事を求める旅



久々にぼんやりと中国大陸、中国本土を旅してみようと思ったのは、
ここのところ毎年のように訪れているベトナム北部山岳地帯やラオスの北部が
中国国境に接していて、いつも「その向こう」の人達はどんな人達なのか、
が気になっていたからです。

ベトナムやラオスのモン族は国境を越え、中国に入れば苗族(ミャオ族)。
同じルーツでありながら呼称も変わってしまうその人達、
暮らしぶりはどんな風に違うだろうか。

そんな興味からあれこれと調べをしているうち、貴州省のことを思い出しました。
うちには貴州省の布のこんな本の取り扱いもあることですし。

この流れからすればまさに国境を接している雲南省に行くのが筋なのだけど、
雲南のいくつかの町には前に行った事があって、
どちらかと言えば初めての地域に行ってみたかった。

それから、海外や日本の文献で貴州省の少数民族の工芸に対しては
非常に興味深いものが多くて、実際にそれを見てみたい、という気持ちも強かった。




旅のルート



そして今回はどうせなら、広東省の広州に住む友人を訪ね、
(「食在広州」ですから食事が楽しみで。)
貴州省を経て、四川省の成都に住む友人を訪ねて帰る、というルートで旅をすることに。


旅のルートとしては、こんな感じ。

成田ー北京(乗り継ぎ)ー広州ー貴陽ー貴州省周遊(詳細は下に)ー貴陽ー成都ー北京(乗り継ぎ)ー成田

貴州省地図:


大きな地図で見る


貴州省内は、

貴陽(贵阳)ー摆贝ー榕江ー大利ー肇兴ー堂安ー纪堂ー岜沙ー银谭ー撕tー石桥ー青曼ー凯里
ー重安ー麻塘ー郎コー排卡ー雷山ー谷陇ー施洞ー凯里ー貴陽


と、かなり多くの村から村を回る旅になる。



貴州省と四川省はともに初めてですから、どうなりますやら。



余談ですが、貴州省は日本人観光客が少ない上、
まして若い日本人が貴州省へ行く、というのは珍しいらしく、
広州の友人には「なんであんな最貧の地域へ?」と言われるし、
貴州省内では「どうしてこんなとこへ来たの?」と何度も聞かれました。
それほど珍しいらしい。




広州入り



成田を経った飛行機は北京経由で広州へ。
なんでまたそんなにめんどくさいルートを、と思うけど格安航空券の宿命か。
15年近くぶりの北京(空港だけですが)、ちょっと懐かしさも覚えつつ、
国内線乗り換えへ急ぎます。ちょっと腹ごなしに、と空港内のお洒落なコーヒーショップで
ドリップコーヒーとホットドッグを買いますがそれが1,000円以上。
あれ、中国ってこんなに物価高かったっけな?


広州は10年ぶりくらいだけど、随分地下鉄が整備され、空港から宿のある駅まで
さささーっと地下鉄で行けてしまって本当に楽。
やや飛行機が遅れたのでホテルでは既に友人が待っていてくれ、
携帯のSIMカードを買って、いざ食事へ。

友人の奥さんも合流し、久しぶりの広州の街を車で走る。
どこもかしこも変わってしまって、以前の記憶になる風景が一つもない。


ちょうど広州交易会という大きな大きな展示会の期間だったため、
外国人の姿が目立つ。


町中の若者に人気の香港スタイルの店で食事。
久々の再会に会話が弾み、食事の内容をあまり覚えていない。笑
せっかくの食在広州だったのに。


中国広州
写真左:食事をした店の前で。若者がおしゃれ。写真中:珠江というビール。写真右:広州タワー。


翌朝早いため、早々に宿に戻り、就寝。


広東省には半日の滞在で、いよいよ次は貴州省へ向かう。
四川航空という中国の航空会社で広州から貴州省の省都である貴陽へ。
いよいよ、いよいよ貴州省の少数民族を巡る旅のスタートです。



貴州省 基本情報



貴州省は一人あたりのGDPが中国の行政区分の中では最も低く、国内や、省内でも
貧しい場所、という印象が強いよう。

省全体の人口は4,000万人を越えていると言われ、漢民族が最も多いが、
次いで苗(ミャオ)族、プイ族、トン族…と、少数民族が続くが、
全体の40%弱を少数民族が占める、中国国内でも少数民族の割合が非常に高い地域。

省都は貴陽。貴陽の人口は450万人(2012年調べ、らしい)ほどと言われている。
日本は東京が1位で900万人、横浜が2位で370万人。
貴陽は省都ではあるけれど、中国国内ではさほど大きな都市ではないからやはりこの国の
人口がいかに大きいかが想像できる数字。


中国貴州省
貴陽の中心部。高層ビルや高層マンションがたくさん立ち並ぶ。


貴陽自体は欧米のハイブランドがお店を出すほど都会で、
思わず「ここのどこが貧しいの?」と思うが、農村との格差が非常に激しいのだろう。


貴州省自体は、北に四川省、西に雲南省、南に広西チワン族自治区(桂林で有名)、と、
観光で有名な地域に隣接していながら、我々日本人にはあまり馴染みがない。


我々が知る中国史の表舞台にほとんで出て来なかったからかもしれない。
事実、この土地は中央政府からの直接支配ではなく間接支配で、清の時代に成立した行政区分。
そんな訳で少数民族の文化がまだ比較的色濃く残っている、とも言えるだろう。


web上には貴州省旅行記が数多くあるけれど、この国は数年(いや1年)で
開発により、町や景色が一変してしまうので、
景色、それから交通ルートなどはあくまで2013年秋のある時点、というくらいでご参考までに。

貴州省の食事については別ページで。



それでは貴州省の旅、始めます。


中国貴州省


四川航空の飛行機は広州白雲国際空港から飛び立ち、約1時間半で貴陽の貴陽龍洞堡国際空港へ。




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