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伊賀焼とは?


伊賀焼(いがやき)は三重県伊賀市(旧阿山町)にて焼かれている焼物。
中世から始まったといわれる日本有数の古陶で、日本六古窯(にほんろっこよう)に数えられる。

※日本六古窯とは、
日本古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な六つの窯の総称のこと。
・瀬戸焼:愛知県瀬戸市
・常滑焼:愛知県常滑市
・越前焼:福井県丹生郡越前町
・信楽焼:滋賀県甲賀市
・丹波立杭焼:兵庫県篠山市今田町立杭
・備前焼:岡山県備前市伊部


伊賀焼の歴史


伊賀焼の歴史は古く、奈良時代(天平年間)にはすでに生活の中で使われていたと言います。
本格的な産地としては鎌倉時代頃から発展したと言われます。

桃山時代に筒井定次が伊賀領主となってからは「織部好み」と呼ばれる芸術的な色彩を帯びた茶陶が
メインに作られるようになり、個性的な茶陶として人気を博します。
その後、藤堂家三代目の高久の時代に
伊賀陶土の乱掘を防ぐ制度が設けられた際に、多くの陶工が信楽に移り、一時衰退しました。

18世紀に入り藤堂家九代目の高嶷が作陶を奨励、これにより「再興伊賀」の時代を迎えました。

明治期以降、伊賀陶土の特性を生かした耐熱食器の生産が主流となり、産地としての基盤が固められました。
現在では、茶陶はほとんど焼かれなくなる一方、土鍋や行平、土瓶などの日用食器が中心となっています。
1982年11月には国から伝統的工芸品の指定を受けています。


伊賀焼の特徴


伊賀地方は、数百万年前は、琵琶湖の底にあったので、
その土は粘りがあり、火にも強く土鍋などに大変向いているようです。

また、桃山時代にはお茶の道具として注目を浴びた背景から、
茶の湯のセンスや気配がデザインにも反映されており、デザインも優れています。 

茶の湯のセンスはデザインのみならず、
口当たりや手触りへのこだわりにも及びます。
「器は偉そうに表に出るものじゃない」と、伝えられ、使う人の立場に立った、実用食器となっています。

土の風合いの良さは、料理や食事という日常のシーンを一層引き立ててくれるはずです。


伊賀焼の商品一覧