みんげい おくむら トップページ > 過去の特集 > 2015年の特集 > 中国の民藝・手仕事(2015)
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中国の民藝・手仕事
この数年、旅をしてきた「中国」。
過去十数回この国を旅したのですが、隣国でありながら、
遠くに遠くに感じる時もあるし、とても親しみを感じる時もある不思議な国。
そんな中国の中で民藝、と言えば一つのキーワードが「少数民族」でしょう。
全土に55と言われる少数民族が点在して居住していますが、
近代化によって、少数民族が住む地域も激変しています。
ダムや町づくりのために生活環境が大きく変わってしまった人達、
高速道路が通り、観光地化されかつての姿を全く失ってしまった人達、
暮らしの変化により民族衣装や伝統的な家屋を選ばなくなった人達。
世界中で言われているようなこのような状況がまったくこの国にも当てはまりますが、
そんなことを嘆くばかりでは、2015年の今は何も変わらない。
(中国、貴州省の少数民族を巡る旅はこちらからご覧ください。)
ごくわずかに残る素晴らしい手仕事、民藝を紹介したい、という気持ちから、
2014年に貴州省から竹かごを輸入してきました。
虫などの発生を確認してから安心して手渡したい、ということで、
検品を重ね大分発売が遅くなってしまいましたが、ようやく準備が整いました。
>>貴州省の少数民族の竹かご 商品紹介ページへ
中国の手仕事。量産の可能性。
伝統的な竹かごも面白い一方、
近代化が進む過程で、機械化の一歩手前、
手でする仕事を出来るだけ量産に、と向かった時代がありました。
その頃に大量に作られていたのが「土布」です。
国内での消費はもちろんですが、その頃から輸出もされており、
上海近郊や、沿岸部寄りのいくつかの場所に大きな産地があり、
大きな産業でした。
これも今や風前の灯となっている危機的な状況ですが、
当時から多くの人口、需要にこたえるため、
ある程度の規模感を持って生み出されてきた布ですから、
とても値段が安い。完全な手紡ぎではないし、染料は全て天然とは言えないけれど、
手織りのこの風合いでこのお値段で生地が出てくる、というのは世界中でも珍しいだろうと思う。
>>土布を使ったみんげい おくむらオリジナル商品紹介ページへ
土布に限らず、印花布など、ある程度量産の手仕事はまだ少しだけ残されています。
こういったものをどのように今の暮らしに取り込んでいくか、は
僕ら日本人が得意なところではないか、と思います。
暮らしの中に良い風合いのものを生かしながら、作り手を支える。
中国の良き作り手の人達とそんな見えない交流が嬉しい、と思っています。
当店でも、竹かごや土布以外にも、藍染めの布など、
中国の民藝・手仕事のものが少しずつ広がってきています。
販売開始を記念してちょっとだけお買い得(?)
残念ながら、竹かごは日本のものよりも粗野で、作り手は作りっぱなしでかごは放ったらかし。
(誰かの手に渡るまで、ホコリまみれということです。)
日本に持ってきてから全部ジャブジャブと洗っていますが、手に届いたらもう一度洗ってあげてほしい。
土布も汚れ、日焼けもありますからもう一度手元で洗ってもらいたい。
それはちょっと違和感のあることのように思えるけれど、
そんな状態が当たり前の場所にあった、ということなのでご了承頂きたいところです。
たまにはスタートが100点じゃない道具も良いでしょう。
そんな我々にとって当たり前でないことを補って余りある魅力がこの道具達にはあります。
とは言え、届いた商品はすぐ使いたいのに一手間掛かってしまうところは、
申し訳ない気持ちもあります。
そこで、期間限定で、
下記の商品の一覧にある商品を含めたお買い物してくださった方で、
税込 5,400円以上のお買い上げの方で、
ご購入時の備考欄(通信欄)に下のキーワードを入れて下さった方に、
中国茶(の流れを汲む台湾)の東方美人茶のお試しセット(432円相当)をプレゼント致します。
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キーワード: 15CHITEA
対象期間: 2015年1月26日 20:00〜2015年2月15日 23:59までのご注文
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うちで扱いの台湾の東方美人茶、とっても美味しいのです。
どうぞ洗って頂いた道具を愛でながら、ゆっくりとお茶の時間を楽しんで下さい。
台湾北埔の東方美人農家の古さん親子と。一日で大量の種類を飲み比べる、楽しいけど修行のひとときから。
ちなみに、東方美人茶は中国福建省あたりの客家(ハッカ)と呼ばれる漢民族の一派を
ルーツに持つ人達が作っているお茶です。
中国の民藝・手仕事の商品一覧