沖縄の植物「アダン」を使った民具。沖縄の民藝。



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アダンの葉細工(沖縄の伝統民具)



アダンはパイナップルによく似た果実がなる、
南国の常緑小高木です。


5m以上にも生長する木で、
いかにも南国の樹木らしいその風貌を
海岸近くで見る事ができます。
時には防風林としても活用されています。


その葉は5cmほどの幅と1m以上の長さになる、
とても細長く、固く、厚いものです。

また葉の縁部分は鋭い棘(とげ)が生えています。

新芽は食用として古くから石垣島などで活用されておりますが、
同じように葉も、煮て乾燥させ、編まれ、
古くから沖縄の民具として活用されてきました。
アダンの葉'


アダンの加工



アダンの葉細工は、まずアダン葉を刈り出し、棘を除いて適当な幅に裂き、
束にして数時間鍋に蒸してのち陰干しをします。

それを使うときは水に浸し、やわらかくして使います。

円座も帽子や草履も全てこのような下準備を経て編み上げていきます。

アダン細工




※アダンの葉のぞうりや円座はベトナムで生産され最終加工を石垣島で行い、石垣島産とうたっている
非常に廉価なものが数多く流通していますが、当店で扱うものは原料から生産に全ての工程まで
全て石垣島で行われているものです。



アダンの葉細工(沖縄の伝統民具)



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