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黒タイ族のショール(スカーフ)



シルクのスカーフってどんな印象でしょうか?


なんだかとてもサラサラして、繊細な、上品な印象です。
雑には使っていけないような、気負いのするもののような印象もあります。


ラオスの伝統工芸といえば、
やはりよくお土産屋で見るのはサラサラのシルクなのですが、
そんな印象を見事に裏切られ、
日常使いに心地よい絹のショール(スカーフ)が
ラオスの田舎にはありました。


これは、黒タイ族の手仕事です。
彼らは養蚕から自分達でしています。




家の裏の桑の葉で蚕を育てます。
小さい時は家の中。少し大きくなると高床の下の、
専用の棚に。

そうして蚕から繭を作り、そこから絹糸を作ります。

全てを自分達でやります。
機械も使わずに。


そうしてできた糸を染色し、織り上げていきます。





その布は、手紡ぎの糸らしく、太さにもムラがあります。

織り途中に切れてしまい、繋ぎ合わせることもあります。


だから素朴で力強いのか。と思わず唸ります。

そしてこれなら毎日使える。と安心ができます。





これが一日中、村のあちこちで、どこかで織られています。

絹の仕事は糸が細く、また織り幅も広いものが多いからか、
若い織り子さんが多いのが印象的です。





天然染料で色付けされ、心地よく素朴に織られた絹のショールは、
一年中使うことができます。


ネットに入れたりすれば洗濯機にも対応できる本当に日常の絹。
少しずつラオスからお届けします。




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