沖縄の植物を使った茅の民具。沖縄の民藝。
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(茅の30cmの円座で中国茶の茶席を見立てる。花瓶の下に敷いても良い。)
茅・トウツルモドキ(クージ・クーズ)細工(沖縄の伝統民具)
茅(かや)の民具は沖縄の民具を語る上で欠かせない存在です。
沖縄の本島以外は竹の生息数が極端に少なくなります。
そのため、宮古や八重山の珊瑚礁の島々では茅(かや)の民具が数多く存在しているのです。
ふたをつけた貯蔵用、ふたをつけない運搬用があり、麦や粟の収穫と
元来深い関係を持っていました。
沖縄本島では女性の肌着入れにも使われ、嫁入り道具でした。
左:茅、右:トウツルモドキ
茅(かや)と呼ばれるのは、チガヤ(茅)やススキのこと。
チガヤが上質とされますが、ススキを使用することも多々あります。
それを巻くのはトウツルモドキや黒ツグのヒゴや小縄です。
底の真ん中から外に向かって編み、適当なところで上に編み上げていきます。
蓋も同様にして作られます。
沖縄県内の茅細工いろいろ
形は同じでも大小あったようで、沖縄本島では、
蓋付きの茅のかごは元来、マーグやマグと呼ばれていました。
沖縄本島で見られるのはこのマーグと鍋ぶたのみです。
(沖縄本島の場合は巻き付けるのに竹ヒゴを使うのが多いのも特徴。)
また宮古や八重山のものでは口の大きいザル状のものや、
口をもう少しすぼめて蓋を付けたものをマグ、
さらにツボ型にしたものをツツカサと呼んでいます。
ツツカサと同じように茅(かや)籠で、ガイズというのもあります。
竹富ではガイジル、石垣や西表ではガイズバラと呼ばれて、
貯蔵、運搬用のものです。宮古でマグと呼ばれるものと同種のもの。
茅細工は運搬用に用いられたことからもわかるように、
非常にしっかりと作られ、丈夫で長持ちなのが特徴です。
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