みんげい おくむら トップページ > 窯名や作家名で器を選ぶ > 野はら屋(鹿児島・佐々木かおり)
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野はら屋 佐々木かおりさん
佐々木かおりさんの陶歴はちょっと変わっている。
鹿児島から沖縄の大学に入った彼女は、沖縄で焼き物と出会う。
うちでも取扱いのある、北窯の松田米司工房の門を叩き、
およそ十年修行の後、鹿児島に帰り、窯を築く。
北窯の初期の弟子の一人でもある。
とは言え、彼女のものを見る上で、いったん「沖縄」「北窯」という言葉は外した方が良さそうだ。
初めて工房に伺った時(独立から10年)、彼女は色んなものを手がけていた。
色んなものというのは、形・釉薬、本当に色んなもの。
彼女に限らず沖縄で修行し、内地(本土)に帰った陶工は、「沖縄」が抜けない。
沖縄であるならば沖縄で作陶すれば良いし、沖縄でないとしたら果たして何が。
これは言うは易し。実に難しい問題。
色々な話をしていく内、佐々木さんの好きなもの、作りたいものは、
非常に鹿児島の焼き物の系譜に沿ったもので、
実は鹿児島の器なんだな、ということがなんとなく感覚的に感じ取られたのと、
工房に転がっていた(失礼)、僕にとって魅力的なものはまさにそんな感じだった。
(素朴だけど、力強い。女性の作り手だが、力強さがまた魅力的な器。)
薩摩焼の黒と現代の鹿児島の焼き物と。
鹿児島の素朴な「黒」。
鹿児島の黒は龍門司だけではない。苗代川にも素朴で美しい黒があったことは、
民藝の本や資料を見れば明らかだ。
苗代川の「黒もん」の素朴な美しさは何とも言い難い。
が、果たしてそれが当たり前だった頃は、それを当たり前に使う人達に「美しい」という意識があったのか。
佐々木さんの生み出す黒は、かつての黒もんと、今の我々の暮らしを結びつけ、
もしかすると薩摩と琉球とを結びつける焼物になるかもしれない。
そんなことを思いながら、これから色んな取り組みを始めたいと思っている。
2017年より取扱い開始です。
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