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琉球ガラスのうつわ


琉球ガラスのうつわを使ってみる




ちょっと厚み、ぽってりさがあり、
それが日常使いの安心感。
琉球ガラスの食器の良さはまずそんなところでしょう。

逆に言うと、繊細な表情を求めるのは難しいかもしれない。


一番上の写真は清天の気泡皿に刺身の盛り合わせ。
あえて気泡を入れたものも、
面白い表情でしょう。

こう見れば、別に沖縄のもの、南国のものに限らず、
どんな料理でも合わせられる感じ、伝わるでしょうか。


琉球ガラスのうつわ


これは清天の鉢にイカの刺身を。
敷き布も紅型の小紋柄でずいぶん古い布。


うちで言うと、清天やてとてとのガラスは、
琉球ガラスと言われる中では繊細さというか、
形のシャープさを感じるものが多い。



琉球ガラスの魅力、良さ。



一方、奥原硝子は、

琉球ガラスのうつわ


これはちょっと古いものだが、花の形をしていて、
厚ぼったさがあり、
こんな麻辣ピーナッツをぼりぼり食べながらビールを飲むには良いし、


琉球ガラスのうつわ

これも同じく奥原硝子の小鉢なのだけど、
フチにやや厚みがあるからか、
シャープというよりは、
安心感があって、子供にも使わせやすい気がする。


もちろん、全体として再生ガラス特有の色合いやのんびりさ、
そんなものは感じられる。


この小鉢なんかは、意図しない気泡も入っているけれど、
それが嫌な気は全くしない。
むしろ、それが味わいの良さとも言えるかもしれない。