みんげい おくむら トップページ > 窯名や作家名で器を選ぶ > ソロソロ窯(北海道・臼田季布)
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厚沢部ソロソロ窯(北海道・臼田季布)
当店初の、北海道の焼き物の作り手になります。
北海道の焼き物の歴史は比較的浅く、江戸末期から明治にかけて始まったと言われます。
しかし、伝統の窯、あるいはこういったものが北海道の焼き物、というようなものは特になく、
現在は個々の作り手が自由に制作をしている、そんな土地です。
なぜ、北海道では歴史的に焼き物が盛んではなかったのか。
答えは簡単。厳しい冬です。
放っておけば粘土は凍る。これは想像以上に大変なことです。
手で土をこね、成形する。それができない。
そんな北海道で、
当店が取り扱うソロソロ窯は厚沢部町(あっさぶちょう)という、
函館から車で1時間半ほどの山の中にあります。
エリアで言えば道南。北海道では比較的冬が穏やかな方、でしょうか。
ソロソロ窯のものづくり
窯主、臼田季布(うすだきほ)さんは東京生まれ。
焼き物はなんと、沖縄に学び(読谷山焼北窯・松田共司工房)、
奥さんの縁で北海道に窯を築きます。
工房は地元の廃校です。
学校と言っても、もともと大人数がいたような学校ではなく、小中学校が一緒になった、
平屋のこじんまりとしたもの。
元職員室だという、ろくろ場、その窓から広がる景色のすばらしさたるや。
校庭だった場所に薪置き場があり、窯があります。
窯は登り窯ではなく、単窯。
薪で焼かれる非常に単純な構造の窯ですが、登り窯のように窯ひとつひとつに癖があり、
焼成は簡単なものではありません。
敷地の奥は畑が広がります。
そば畑からは収穫後の草を分けてもらい、灰にして釉薬に混ぜたりもするそう。
そのさらに奥には雄大な山の姿。
この景色があってのものづくり、とは臼田さんの話。
焼き物は、比較的シンプルです。
北海道やいくつかの土をブレンドして使い、
釉薬も白化粧や呉須、といったものであまり多くの色を使いません。
歴史や伝統がないということはある意味何をやっても許される。
沖縄に学び、この場所に築窯した臼田さんがこれから生み出す焼き物は、
この景色や土地にどう馴染むのか。
ゆっくりと見届けたい、そんな想いです。
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