鹿児島の伊佐市で磁器の器を作る川野恭和(かわのみちかず)さんの艸茅窯(そうぼうがま)。川野さんは瀬戸で陶芸を学び、会津若松にて瀧田項一さんに師事します。独特の穏やかな青白い色の美しい磁器です。
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完売しました
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艸茅窯 川野恭和さん
鹿児島で作陶する、艸茅窯(そうぼうがま)の川野恭和(かわのみちかず)さん。
1980年に築窯されて、もう35年ほど。鹿児島のベテランの作り手です。
川野さんは瀬戸で陶芸を学び、会津若松にて瀧田項一さんに師事します。
瀧田さんと言えば、富本憲吉に学び、濱田庄司に師事した、
民藝磁器の作り手の第一人者です。
(左:川野さん、右:川野さんの妹弟子のキャシーさん。シアトル在住。たまたま工房にて。)
川野さんは修行後、故郷鹿児島に帰りますが、
地元は桜島の灰の影響を受けやすく、磁器作りに向かず、
同じ県内の大口(今の伊佐市大口)の穏やかな土地に窯を作りました。
かつては鉄道が通った大口ですが、その中心部からは外れ、
カーナビでも詳細が出ず、窯に辿り着くのはいつも苦労します。
(大口ののんびりとした土地。田の神さんが何カ所にも見られました。)
瀧田さん譲りの磁器ですが、白磁とも青磁とも言い難い、青白いその磁器は、
独特の魅力に溢れます。
近年、川野さんと言えば、日本民藝館の「日本民藝館展」の審査員(現在は退任)としてもその名が知られます。
艸茅窯 川野恭和さんの器
川野さんの器の美しさはその独特の穏やかな青白い色。
冷たさはなく、どこまでも穏やかな。
これは工房の窓際に土瓶をちょっと置かせてもらって撮りました。
川野さんは急須や土瓶が使いやすい、とある人に教えてもらい、
それで何気なく手に取ったのが最初で、家でも使い込んで行くと、
何となくそれがわかってきた、そんな感じ。
穏やかに、どんどん好きになっていく器だな、と。
鳥は川野さんの代名詞、という訳ではありませんが、
僕は非常に気に入っていて、うちではしばらく続けて入荷させてもらおうと思っています。
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