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沖縄のアラヤチ


荒焼(アラヤチ)の歴史





現在のやちむん(沖縄の方言で「焼き物」のこと)には、大きく2つの種類がある。
荒焼(あらやち)と上焼(じょうやち)だ。


荒焼は釉薬を掛けず、土そのままで焼くもの。
いわゆる素焼きの焼き締めで、沖縄では南蛮と呼ばれたりもする。
上焼は釉薬を掛けて、様々な加飾が施され、
現在われわれが目にするやちむんのほとんどが上焼だろう。


アラヤチは、14, 15世紀頃の南方貿易(中国やタイなど)が盛んだった時代に
ルーツがある、と言われている。

タイの酒にならって泡盛が作られ、その保存容器として作られたのが始まり、と言われる。


那覇の涌田、読谷の喜名、美里の知花、今帰仁の古我知あたりで焼かれていたそうだ。
いずれの場所も貿易の港があり、良質の土が取れ、という条件に恵まれていた。


作られたのは、主に酒甕、水甕、味噌甕、そして骨壷にあたる厨子甕、だ。
壺屋では塩漬けの豚や漬物の保存容器や、急須、雑器も荒焼で作られたという。



荒焼(アラヤチ)の特徴



荒焼が酒甕に使われたのは偶然ではない。
じっくりと寝かせておくと、味が落ち着き、深みを増す。
これは酒のみならず、塩豚(スーチカー)や味噌も同じこと。

土の力が食べ物を美味しくする。


また、焼き物としての見た目の魅力もある。
炎に当たり、灰をかぶり、独特の表情を見せる焼き締めは、
沖縄に限らず全国に作り手も多いし、ファンも多い。


土器とは違い、上焼ほどではないけれど高温で焼かれ、
十分に焼きしまっているので日常使いで不自由をすることはありません。



荒焼の手入れ



焼き締めのうつわは、食べ物の匂いが付いてしまうことがありますが、
それを気にして使うのを控えるよりはどんどん使ってください。
匂いがついてしまった場合はまず、一晩水に浸しておいてください。それで匂いは取れるはず。


洗う際には、凹凸の多いうつわはたわしを使うと良いでしょう。
スポンジでダメということはもちろんないのですが、うつわの性質上、
スポンジの方がダメになってしまいますから、小さめのたわしを用意しておいてください。


この2点を守れば、ちょっとだけ手間はかかりますが、
そのぶんどんどんと味わいが深まる器です。




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