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やちむん(沖縄の焼物)を、種類で選ぶ




ご覧の通り、やちむんは沖縄の強烈な日差しで乾燥される。
二度焼き(素焼き&本焼き)をしない沖縄の焼物は、
この乾燥もとても大事な工程になる。





これは、釉薬を掛ける前。地の土はこんな色をしている。


やちむんは全てこの風土が作ってきた。

作って欲しいと言われればどん欲にいろんな形にチャレンジしてきたやちむんの歴史がある。

だから、
やちむん独特の形のものも、今の暮らしに合わせた新しい形も。
(→やちむんについてもっと詳しくはこちらからご覧ください。)

沖縄独特の形であるマカイ(碗)、ワンブー(鉢)なども
我々の今の暮らしにすっきりと馴染むものです。



(北窯の宮城正享さんの4寸ワンブーに、春の野菜菜の花の芥子和えを。)



一方、骨壺であった厨子甕や、酒を持ち運ぶための嘉瓶(ゆしびん)などは今はインテリアとして
素晴らしい存在感を放ちます。

やちむんが好きになった方は是非食器から、そして沖縄の歴史がそのまま宿ったような、
大物をいつか手にしてもらいたいと願います。





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