ゲストさま、みんげい おくむらへようこそ!

みんげい おくむら トップページ > キッチン用品 > 調理器具 > 土鍋


各地の土鍋(どなべ)


土鍋


調理器具で買って良かったなと心底思えるものの一つが土鍋です。
これは自信をもっておすすめできます。
ふつうの白ご飯、炊き込みご飯がとても美味しくなりましたし、何より土鍋が育っていく様がたまりません。
ひびが入ってきたりしますが、別段問題ありません。そのまま育てていってください。

土鍋の良さを真に感じられるのは残念ながらIHではありません。当店ではIH対応は扱いません。
使い始めの目止めも、その後の事を考えればなんて事のない一手間。
たまに手入れで同じようにおかゆを炊くのも楽しいものです。
(土鍋の目止めについてはこちらをご覧下さい。)





土鍋のある暮らしの心地よさ。


土鍋は当たり前ですが耐熱土で作られます。

ゆっくりとあたたまり、ゆっくりと冷める土鍋は、
同じように食べ物にもゆっくりと
味を染み込ませていきます。

例えば、火を止めた後、その予熱で
おでんなどは味が少しずつ染みていきます。

残念ながらIHではこの土鍋の効果はでにくいです。
ですので当店に並ぶのはガスコンロや直火用です。

以上、土鍋の一般的な説明ですが、
僕は土鍋の良さは「育つ道具」だからだと思います。

使っていくうち外側も内側も個性が出てきます。
外側は焦げ、あるいは吹きこぼしが。
内側は貫入や焦げ、落としきれなかった汚れが。

つまり、家族の時間がそこに染み込んでいくんです。
これがとにかく楽しいし、嬉しい。
常に家族の時間と共にある、そんな道具なんです。

右の白菜と豚バラのミルフィーユ鍋は、
僕が一人暮らしをして覚えて超簡単レシピですが、
これをやって初めて土鍋の面白さを実感しました。
「白菜、甘っ!」「白菜ペロリ!」そんな実感は、
まさに土鍋ならでは。調理の過程も食事の一部だし、
土鍋を使った料理はほぼ失敗知らず。

台湾やベトナムなど、僕の大好きな国でも、
頻繁に土鍋が使われています。
土鍋は万国共通でみんなの食卓の中心です。
そんな道具なので少々こだわってもらいたい。
土鍋



土鍋

土鍋

土鍋



みんげい おくむらのセレクトする土鍋。



入門編は伊賀のお値段が抑えめのもの。
これは伝統産地で量産されるものです。
まさに入門編。しかし機能的には過不足無く十分なものです。


あとは、各産地の窯が時折手作りする土鍋。
これはお値段、味わいともに一生もののような、
愛情を持って、日々使ってもらいたいものです。
(残念ながらよく使うほど、いずれ欠けたり割れたりで、
一生ものとは言えないかもしれない。)


中国の量産品の片手鍋なども折々で入荷しています。




みんげい おくむらの土鍋 一覧