熊本の民藝小代焼の伝統を守りながら今の時代に合う器作りを続けている小代瑞穂窯 福田るいの器。公式取り扱い&通販。



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小代瑞穂窯

小代瑞穂窯 福田るいの器

ー伝統とは灰を守る事ではなく、燠を密かに保ちつづけることであるー

福田るいさんは、父の福田豊水さんが興した小代瑞穂窯の2代目です。
伝統の小代焼を再興しようとし、また自身で民藝店を営んでいた豊水さんのもとで育ち、
大学卒業後は益子で、人間国宝となった島岡達三氏に師事。
帰郷後は東京を始め、海外はドイツなどでも精力的に器を発表しています。



小代焼は大きく分けて、
青小代・黄小代・白小代に区別されています。

瑞穂窯ではその逞しい形と味わい深い地釉に、
あたかも古武士のような風格と

力を備えた白釉の打ち掛けなど、
昔ながらの特徴と技法を生かしながらも、
独自の焼成法を取り入れつつ、
現代の生活に合ったうつわ作りを心掛けています。

上記は瑞穂窯の紹介文ですが、
上や左の写真の通り、とにかく表情が豊かな器です。

申し訳ないのですが、写真の通りのものだけが欲しい、
というお客様には向かない品だと思います。
ある程度の色の差の範囲を楽しんで頂けるような、
そんなお客様にはどうしてもお勧めさせて頂きたい。
(大皿やポットなど一点ものは写真そのもの
になることが多いですが。)

白と黄色はお互いの間を行ったり来たりするようで、
便宜上色を分けていますが、それがとても難しい
ような、なんとも言えない風合いを持ちます。
青は青でしっかりと色が出るもの、
鉄分の多い黒っぽい土の上にうっすらと出るもの。

毎回毎回焼かれる度に、いや、同じ窯の中でも
置かれた位置などによって微差が出てきます。

再入荷はありますが、色の出方が同じようになる
可能性は極めて低い。ですから家族の人数分や
まとめてある程度同じ色を揃えたい場合は
一度にお求めになる事をお勧めさせて頂きます。

しのぎや印花、といったさほど珍しくない技法と、
青、白、黄色のさほど珍しくない色がベースですが、
形との組み合わせで無限の広がりを見せます。

父の代からのしっかりと伝統の日本の食事に合う
ような風格を持ったものから、ちょっと気取った
おうちフレンチやイタリアンに似合いそうなもの、
それらがとても自然に混在する。
それがこの窯の器の面白いところ。

「こうあるべきだ」という押しつけではなく、
「こうもできるし、ああもできる。」という自由さ。
でもその自由は崩れたものではなく、きちんと土地の
個性。小代焼を踏襲したものになっている。

藁灰釉ひとつ取ってみても、近くの山の、
一番上にある田んぼで無農薬で作られるお米の
稲藁を使って丁寧に作っています。
(このお米がまた強烈に美味しい!)

いつ会っても肩の力が抜けたような、
でもしっかりと根っこのある生活をしている
るいさん。だからこその器。魅力。
小代瑞穂窯


小代瑞穂窯のカテゴリーと商品一覧


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小代瑞穂窯 角皿 大

小代瑞穂窯 角皿 大

16,500円(税込)













小代瑞穂窯 片口

小代瑞穂窯 片口

3,300円(税込)








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