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アイヌの木工芸

貝澤 徹さんのアイヌ工芸




アイヌの血を受け継ぐ貝澤徹さん。
代々工芸を生業とし、貝澤さんの曾祖父の制作したイタは、
二風谷のイタが伝統工芸品の指定を受けるにあたり重要な資料としてその認定に寄与しました。
(貝澤ウトレントクが作ったその品は今も貝澤さんの店「北の工房つとむ」に飾られています。

アイヌの木工芸


都会的なセンスがあり、とても穏やかな人柄ですが、
伝統の民具のみならず広く、自由な表現をする作り手です。
平面のものから立体のものまで高い技術と表現力が高く評価されています。


アイヌの木工芸
貝澤さんの作ったイタ(お盆)。二風谷伝統のウロコ彫りが美しい。原料を準備する貝澤さん。穏やかな人柄。


徹さんと出会った時、徹さんは伝統の糸巻きに細工を入れる作業をしていましたが、
こちらに話しかけながらもススッとその手が動きを止めず、流れるように模様を生み出していました。

よく見ると使っている道具も、道具箱も自ら彫りを入れた美しいもので、
道具が使われるといかに美しくなるのか、というお手本のような道具を用いている作り手さんでした。


アイヌの木工芸


時間をかけ、ゆっくりと作りの事、素材のことを話してくれた徹さん。

二風谷のアイヌの工芸が伝統工芸品の指定を受ける、その「伝統」を体現してきた家系の、
今の仕事です。









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