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> 倉敷民芸館
倉敷民藝館訪問記
倉敷民藝館は、JRの倉敷駅を降り、まっすぐ10分少々歩いて行ったところにある「倉敷美観地区」の中にあります。
土蔵の立ち並ぶその風景はなかなかのもので、美観地区の真ん中には小川が流れ、川沿いには柳や桜の木が
立ち並び、散歩をしているだけでもわくわくするようなところ。
倉敷民芸館自体は、
江戸時代の古い米倉を改装して昭和二十三年に開館した、美観地区の古民家再生の第一号だそう。
建物は「倉」の用に徹して美しく、建物自体が民芸品です。
館内は、世界各国の民衆の間から生まれた工芸品が展示され、生活に即した虚飾のない美の原点を語りかけています。
美観地区と倉敷民藝館。倉敷は雨も似合う町でした。
大原孫三郎と外村吉之助と倉敷民藝館
日本全国の民藝館の中でも東京駒場の日本民藝館に次ぐ、二番目の民藝館として、
その歴史は古く、1948年に誕生している。
この地にできたのは、
倉敷紡績や倉敷絹織(現在のクラレ)の社長で、大原財閥を築き上げた大原孫三郎(おおはらまごさぶろう)の力が大きい。
大原は、柳宗悦ら民藝運動の中心人物達と交流があり、日本で最初に誕生した日本民藝館は彼の寄付によって作られたとされる。
その孫三郎の孫にあたる、大原総一郎が、「地方にこそ民芸を根付かせたい」と、現在民藝館になっている米倉を提供したと言います。
大原孫三郎自身も民藝の蒐集家でしたが、そのコレクションは倉敷民藝館の隣にある、
大原美術館(こちらも素晴らしい美術館)に収蔵されています。
そして倉敷民藝館は初代館長を外村吉之介(とのむら きちのすけ)が勤め、
(外村吉之助についてはこちらもご覧下さい。)
民藝の普及に尽力しました。
外村は後に熊本国際民藝館の設立にも尽力し、初代館長にも就任しています。
倉敷民藝館の収蔵品や展示
この民藝館は、他の民藝館と同じよう日本各地や世界の民藝も見ることができますが、
他の地域から訪れたならじっくり見たいのは倉敷やその周辺の手しごとではないでしょうか。
もちろんここでは、
倉敷ガラスや、倉敷緞通、花むしろ、周辺の焼物といったこの地域の民藝の名品を存分に見ることができます。
倉敷ガラスやガラスの名品達。ガラスの冷たさや怖さを感じない、温かいガラスです。
倉敷緞通はモダンでトリコロールカラーのよう。右は岡山の酒津堤窯のもの。(みにくくてすいません。)
上の写真では、倉敷緞通の奥にアフリカの布が展示してありますが、
民藝の良いところは、素晴らしいものは場所も時間も飛び越えて、生活に馴染むところです。
倉の大きさを活かした、倉敷民藝館の展示は見事で、
ゆっくりゆっくりと時間を過ごすのがとても楽しい場所になっています。
ひとつひとつをゆっくりと見られる空間。倉の窓からは美観地区が覗けます。
左は日本や世界のかご。奥には花むしろも。真ん中や右は世界の民藝。
本当に世界中の生活って素晴らしいんだ、美しいんだと思える品々。丁寧に暮らしたくなります。
岡村吉右衛門の屏風は必見。日本の民具も本当に素晴らしい。
建物のいたるところに(屋外にも!)展示がなされていますので、
飽きずにたっぷりと見て回ることができます。
見ても難解なものではなく、
なんとなく見て、何かを感じることができる民藝というのはやはり素晴らしいものなんだな、と思わされます。
訪れたら、きっと丁寧に、美しく暮らしたくなるのではないでしょうか。
そんな風に思っていると出がけに、民藝館のミュージアムショップで思わず大量の民藝を買うことになりますので
そこはお気をつけ下さい。笑
倉敷民藝館
倉敷民芸館
■所在地: 〒710-0046 岡山県倉敷市中央1丁目4−11
■開館時間:(3月〜11月)午前9時〜午後5時(午後4時45分受付終了)
(12月〜2月)午前9時〜午後4時15分(午後4時受付終了)
■休 日:月曜(祝日の場合開館)
■料金:大人700円 / 学生(大・高)400円・(中・小)300円
■駐車場:なし
■電 話:086-422-1637
■アクセス:JR倉敷駅より徒歩15分前後
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英文版 柳宗悦評論集―The unknown craftsman
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倉敷民藝館訪問記
倉敷民藝館は、JRの倉敷駅を降り、まっすぐ10分少々歩いて行ったところにある「倉敷美観地区」の中にあります。
土蔵の立ち並ぶその風景はなかなかのもので、美観地区の真ん中には小川が流れ、川沿いには柳や桜の木が
立ち並び、散歩をしているだけでもわくわくするようなところ。
倉敷民芸館自体は、
江戸時代の古い米倉を改装して昭和二十三年に開館した、美観地区の古民家再生の第一号だそう。
建物は「倉」の用に徹して美しく、建物自体が民芸品です。
館内は、世界各国の民衆の間から生まれた工芸品が展示され、生活に即した虚飾のない美の原点を語りかけています。
美観地区と倉敷民藝館。倉敷は雨も似合う町でした。
大原孫三郎と外村吉之助と倉敷民藝館
日本全国の民藝館の中でも東京駒場の日本民藝館に次ぐ、二番目の民藝館として、
その歴史は古く、1948年に誕生している。
この地にできたのは、
倉敷紡績や倉敷絹織(現在のクラレ)の社長で、大原財閥を築き上げた大原孫三郎(おおはらまごさぶろう)の力が大きい。
大原は、柳宗悦ら民藝運動の中心人物達と交流があり、日本で最初に誕生した日本民藝館は彼の寄付によって作られたとされる。
その孫三郎の孫にあたる、大原総一郎が、「地方にこそ民芸を根付かせたい」と、現在民藝館になっている米倉を提供したと言います。
大原孫三郎自身も民藝の蒐集家でしたが、そのコレクションは倉敷民藝館の隣にある、
大原美術館(こちらも素晴らしい美術館)に収蔵されています。
そして倉敷民藝館は初代館長を外村吉之介(とのむら きちのすけ)が勤め、
(外村吉之助についてはこちらもご覧下さい。) 民藝の普及に尽力しました。
外村は後に熊本国際民藝館の設立にも尽力し、初代館長にも就任しています。
倉敷民藝館の収蔵品や展示
この民藝館は、他の民藝館と同じよう日本各地や世界の民藝も見ることができますが、
他の地域から訪れたならじっくり見たいのは倉敷やその周辺の手しごとではないでしょうか。
もちろんここでは、
倉敷ガラスや、倉敷緞通、花むしろ、周辺の焼物といったこの地域の民藝の名品を存分に見ることができます。
倉敷ガラスやガラスの名品達。ガラスの冷たさや怖さを感じない、温かいガラスです。
倉敷緞通はモダンでトリコロールカラーのよう。右は岡山の酒津堤窯のもの。(みにくくてすいません。)
上の写真では、倉敷緞通の奥にアフリカの布が展示してありますが、
民藝の良いところは、素晴らしいものは場所も時間も飛び越えて、生活に馴染むところです。
倉の大きさを活かした、倉敷民藝館の展示は見事で、
ゆっくりゆっくりと時間を過ごすのがとても楽しい場所になっています。
ひとつひとつをゆっくりと見られる空間。倉の窓からは美観地区が覗けます。
左は日本や世界のかご。奥には花むしろも。真ん中や右は世界の民藝。
本当に世界中の生活って素晴らしいんだ、美しいんだと思える品々。丁寧に暮らしたくなります。
岡村吉右衛門の屏風は必見。日本の民具も本当に素晴らしい。
建物のいたるところに(屋外にも!)展示がなされていますので、
飽きずにたっぷりと見て回ることができます。
見ても難解なものではなく、
なんとなく見て、何かを感じることができる民藝というのはやはり素晴らしいものなんだな、と思わされます。
訪れたら、きっと丁寧に、美しく暮らしたくなるのではないでしょうか。
そんな風に思っていると出がけに、民藝館のミュージアムショップで思わず大量の民藝を買うことになりますので
そこはお気をつけ下さい。笑
倉敷民藝館
倉敷民芸館
■所在地: 〒710-0046 岡山県倉敷市中央1丁目4−11
■開館時間:(3月〜11月)午前9時〜午後5時(午後4時45分受付終了)
(12月〜2月)午前9時〜午後4時15分(午後4時受付終了)
■休 日:月曜(祝日の場合開館)
■料金:大人700円 / 学生(大・高)400円・(中・小)300円
■駐車場:なし
■電 話:086-422-1637
■アクセス:JR倉敷駅より徒歩15分前後
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