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さよりの刺身


細魚(さより)の刺身の作り方



よほど大きな細魚(サヨリ)でない限り、
半身を2つに切って刺身にしますから、一匹で4切れの刺身です。

家族でたっぷり食べるのか、
他の魚種も含めてちょいと食べるのか。

そんな事を考えながら、何匹買うか決めて下さい。


さて、先ほど三枚卸しして、皮を引いたサヨリ。


こんな風に並べて切っていきましょう。
(これだとつまり、3匹の片身ずつを揃えて並べている状態です。)


さより


この状態では少し長く、そのまま盛りつけるとなんだかのぺっとしちゃうので、
包丁を下に入れ、身をくるっと折り曲げます。
その場合、尾側なら、やや尾寄りに包丁を入れ、尾を下にしてくるっと巻く。


さより


そしたらそれを、菜箸で持ち上げて、器に盛りつけます。
大葉を敷いておくと見栄えが良いですね。

もちろん大根のツマなんかでも。


さより


これで、3匹分の片身が乗っかった状態です。

もう半分もやっていきましょう。


くるっとして、パっとして。笑
ちょいちょい、と乗せて。


さより


これで3尾分の身が乗りました。
1人、2人ならこれで良い量かもしれません。


この日はたっぷりと8尾あったので、そのうち6尾を刺身にしています。


さより



細魚(さより)の刺身の完成です。



すだちが安い時期なら、塩とすだちで食べるのが良いですね。
もちろん醤油も合いますが。


さより



白身も好きだけど、いきなりヒラメやカレイを捌くのは難しい。
かと言って、サクを買ってきて切るだけはもう卒業したい。
なんて人にはお勧めの題材かもしれませんね。


さよりの刺身には、日本酒がよく合います。
春、少し暖かくなってきたら、冷酒かな。
いや、ぬる燗もまだまだ…。


どうぞみなさん、サヨリのお刺身、お試し下さい。




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