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2012-2013年 年またぎ 九州買付け vol3.鹿児島&その他編
冬の鹿児島もやはり寒い。それは小鹿田や小石原と比べたら暖かくは感じるけれど。
龍門司(りゅうもんじ)窯の囲炉裏は本当に美しく、そして暖かい。
鹿児島では竹細工や宋艸窯、龍門司窯などをバタバタ回って。
今回の買い付けで一番見せたかった風景が龍門司の窯元。
龍門司焼は民藝に関する本にはとてもよく出てくるけど、あまり町中では見かけない焼物。
もともと広く卸をするような発想ではなく、地元で売られていくもの。
そんな考えが強かったようで、扱い店も少ないからよく知られていない。
黙々と。龍門司焼。
龍門司の窯に伺うと、いつも川原史郎さんや奥さん、息子の竜平さん達が暖かく迎えてくれます。
電車の駅からは遠く離れたこの窯元。
窯から駅の方にゆるやかに下っていくと、桜島が見える場所があります。
おぉ、ここはやはり鹿児島。と思わず納得する、そんな場所。
窯は道路沿いにありますが、交通量も多くなく、比較的ひっそりとした雰囲気。
冬は窯場の囲炉裏の火が暖かく迎え入れてくれます。
この囲炉裏を囲んで窯の皆さんとお茶を飲むひと時はなんとも楽しい時間。
龍門司焼は黒をベースにしたものと白をベースにしたものがあり、
どちらも和食、いや、素朴な料理。田舎料理。どっしりとした料理がよく似合う。
僕はこの窯の器は断然和食。普段の食事にとても馴染む。そんな器。
僕はここの窯の器にどこか「男らしさ」を感じます。
どしっと構えて動じない。筋の通った、一本気。
そんな感じ。
日々の食事を大事にする男性に使ってほしい器だなぁとつくづく感じるのです。
→龍門司焼の器を見る。
宋艸窯や竹細工
しのぎのシリーズが好評で、今も当店オーダー分を準備してもらっている、
宋艸窯(そうそうがま)の竹之内さん。本人がついたお餅で美味しい雑煮を頂きました。
しのぎのシリーズで当店としては新しい試みを、春頃にはお見せできるような。
そんな打ち合わせをしています。
→宋艸窯の器を見る。
鹿児島は竹細工も買い付けます。
左利き用のある万能ベラは前回早々に完売してしまい、お問い合わせが続いていましたが、
今回はたっぷり入荷します。
→竹細工を見る。
2月にも買い付け品到着します。
今回のタイミングでは間に合いませんでしたが、
福岡の小石原より太田哲三窯。
その次男で福岡で吹きガラスを手がける太田潤さんの工房からも2月、買い付け品が到着です。
どうぞご期待下さい。
→小石原焼太田哲三窯の器を見る。
→太田潤 手吹き硝子工房の器を見る。