陶器の使い始めの目止め(めどめ)の方法や目的について解説しています。民藝の器を長く楽しく使って頂くため是非ご一読ください。




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「目止め」について

陶器の使い始めには「目止め」という作業があります。

やらなくちゃいけないわけではないんです。

ただ、買ったそのままの状態をできるだけ長く、
そして器自体をできるだけ長く使うために、
こちらをやって頂くことをお勧めさせて頂きます。


お茶碗など食器と、土鍋類は目止めの方法が若干違いますので、
土鍋類の目止めについてはこちらをご覧下さい。


陶器の目止めの方法


1)米のとぎ汁(なければ小麦粉を溶いた水)を器がかぶるくらい入れます。

2)20分ほど弱火で煮沸します。

3)そのまま鍋ごと冷まして、器を洗い、よく自然乾燥させます。



たったこれだけです。

目的は、粗い土の表面に米のでんぷん質をかぶせ、
その目を埋めることで汚れを染みにくくさせることです。

ただし、完璧に目が埋まるわけではないことはご理解ください。


民藝の器の中でも、重ね焼きをする器(当店では沖縄のやちむん、小鹿田焼、小代焼など)は、
その「蛇の目」の部分の吸水性が特に高いため、そこが匂いや油染みの原因になります。

気になる方は目止めをされた方が良いでしょう。



店主より

尚、私は個人的には目止めをほとんどしていません。
(土鍋は絶対にしますが。)

匂いなど、ごくたまに気になるケースもありますが、大雑把な性格ですし、
お客様より過酷な環境で器を試す、という大義名分のもと、目止めをせずに使っています。

ここは気になるか、気にならないか、器とどう付き合っていきたいか、
そんな個人差ですので、どうぞご自身の判断でお願い致します。